ManageTest のご紹介

お世話になります。

さきほど長い前振りの記事を1つ書きましたが、ようやく本題です。

 

テスト管理ツールを使ってみた結果、こういうのがあるといいな、こういう機能があったらいいのに、と強く思いまして、自社で作ってみました。

(株式会社KEITっていいます)

 

#ベータ版なんで、もろもろまだ間違ってます!

 

基本的な機能は大抵あると思うので、ここでは割愛します。

テストケース作れないテスト管理ツールなんか無いですよね?

私がテスト管理ツールを評価したときに強く思った不満点を中心にご紹介します。

 

1.テスト実行中に前に戻れる

 

  テスト中に操作を間違えて、以下のようて[fail]ボタンを押してしまったとき。

  

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  TestLodgeはもう戻れません。

  でも、いわゆる操作ミス・勘違いと、テスト終了後のテスト結果の改ざんは違う話だと思っているので、今回は戻れます。

 

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  そして、正しいテスト結果を報告すれば結果が上書きされます。

  (何度も言いますが、テスト終了後に結果を改ざんすることはできません)

 

2.JIRA,GitHubへ連携できる

 

  ManageTestで発見した不具合を、転記する。。。

  面倒くさいです。もう一度書くのも、ファイルを添付し直すのも面倒くさいです。

 

  そこでテスト結果を閲覧しているときに、内容を確認してボタンを押すだけでチケットを作成できる機能をツイカしました。Githubだけでなく、JIRAにも対応してます。

 (もしほしい連携先があったら教えてください。対応します)

  

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すると、以下の画面が表示されます(これはJIRAへ登録する画面です)

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  作成する前に内容を変更でき、添付ファイルを複数追加することができます。

  これで「作成する」ボタンを押下すると、JIRAにチケットが作成されます。

  便利ですねー。

  JIRAやGithubへのアカウント設定画面は、個人の設定画面やプロジェクトの設定画面で設定可能できますので、大丈夫だと思います(何が?)

 

 3.言語の切り替えができる

 

   アプリ開発はオフショア開発が花盛り。

   SEは日本人で開発側は英語、ベトナム語っていうことが、オフショアの課題ですよね。でも同じテストケースを日本語と英語(ベトナム語)にして、一つ画面で見るのも大変だし、かといって言語を全部を英語で統一すると日本人がよく理解出来ないし、となって、と結構苦労します。

 

   そこでテストケースを言語ごとに作成しておき、利用者の個人設定の言語により、表示内容を切り替えて表示するようにしました。

   

   どうやっているか、といいますと、まずテストケースはこんなように日本語と英語の両方を用意しておきます。(GoogleSpreadSheetで用意しておきます。エクセルの場合は一旦アップロード!です)

    

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   後述するデータロード機能でテストケースをロードしてから、個人設定の言語を変更します。

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すると、日本語で設定した場合は以下のようになります。

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現地の開発者が、言語設定を「英語」にすると以下のような表示になります

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これなら、日本人でも現地の人でも同じテストケースで共有できますよね?

 

長いので、また続きは今度書きます。。。